ダッソー・システムズは、山賀裕二氏がマネージング・ダイレクターを退任し、2019年12月9日付でフィリップ・ゴドブ氏が同社マネージング・ディレクターに就任したことを発表。同時に、ゴドブ氏はソリッドワークス・ジャパンのマネージング・ダイレクターも兼任する。
Dassault Systemes(以下、ダッソー)の日本法人であるダッソー・システムズは2019年12月17日、山賀裕二氏がマネージング・ダイレクターを退任し、2019年12月9日付でPhilippe Godbout(フィリップ・ゴドブ)氏が同社マネージング・ディレクターに就任したことを発表。同時に、ゴドブ氏はソリッドワークス・ジャパンのマネージング・ダイレクターも兼任する。
なお、「現時点では『マネージング・ダイレクター』の交代のみとなり、『代表取締役社長』に関する変更はない」(同社)とのことだ。
※追記修正(2019年12月17日 17:00):上記コメントに伴い記事タイトルおよび本文の一部を修正いたしました。お詫びして訂正いたします。
ゴドブ氏は、カナダのシャーブルック大学で機械および航空宇宙工学専攻し、卒業後、ダッソーでCAD/CAM/CAEアプリケーションのエンジニアとしてキャリアをスタート。以後、20年以上にわたりさまざまな職務に従事し、特に航空宇宙や自動車産業に関する豊富な経験、知見を有する人物だという。
また、合計8年間、東京でアジア全域のサービスおよびコンサルティングビジネスのマネジメントを担当した経験もあり、直近では、北米でパートナービジネスを担う営業部門の責任者を務めていた。
今回、マネージング・ダイレクターを退任することとなった山賀氏は、日本アイ・ビー・エムで経営企画部長や理事・通信メディア公益事業部長を歴任。マイクロソフト(現:日本マイクロソフト)では「Office 365」や「Azure」の日本市場における立ち上げやクラウド事業のアライアンスなど担当し、セールスフォース・ドットコムでは専務執行役員 デジタル・イノベーション事業統括として、顧客のデジタル変革プロジェクトの推進を指揮してきた。2017年11月1日付でダッソー・システムズの代表取締役社長に就任している。
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