RRIとドイツ工学アカデミー、人と機械のあるべき姿を提言製造マネジメントニュース

ロボット革命イニシアティブ協議会は、ドイツ工学アカデミーとの協業により、デジタル社会における人と機械のあるべき姿を提言する白書「Revitalizing Human-Machine Interaction for the advanced society」を公開した。

» 2019年10月15日 09時00分 公開
[MONOist]

 ロボット革命イニシアティブ協議会は2019年9月10日、デジタル社会における人と機械のあるべき姿を提言する白書「Revitalizing Human-Machine Interaction for the advanced society」を公開した。

 同白書は、ドイツ工学アカデミーとの協業により、リリースされた。日本とドイツは、どちらも労働力の高齢化や設備の老朽化といった社会問題を抱えている。同白書では、両国が連携し、デジタル化によって機械が人に置き換わるという従来の議論から一歩踏み込み、人がクリエイティビティを発揮しながら、機械とどのように共生していくかについて、提言している。

 具体的には、デジタル社会での仕事や労働生産性の変化を統計的に示し、人と機械の相互作用の歴史、人と機械が未来でどうあるべきかを解説している。また、人と機械が共生するための改革、取り組みについて、SAPや日立製作所など日独企業による事例を紹介している。

photo 「Revitalizing Human-Machine Interaction for the advanced society」(クリックで拡大) 出典:ロボット革命イニシアティブ協議会

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