日野自動車は2019年10月9日、「第46回東京モーターショー2019」(一般公開日:2019年10月24日〜11月4日、東京ビッグサイト他)において、モビリティプラットフォーム「Flat Former」を世界初公開すると発表した。
日野自動車は2019年10月9日、「第46回東京モーターショー2019」(一般公開日:2019年10月24日〜11月4日、東京ビッグサイト他)において、モビリティプラットフォーム「Flat Former」を世界初公開すると発表した。
Flat Formerは電気自動車のシャシーで、車体を載せ替えることで人やモノの移動を効率化するだけでなく、サービスを通じて価値を提供する場としてモビリティを進化させるという。無人運転車のコンセプトカーでは、シャシーと車体を分離して載せ替えることでさまざまな用途に対応すると提案するものが多い。Flat Formerの寸法は全長4700×全幅1700×全高335mmで、容量50kWhのリチウムイオン電池を搭載する。モーター出力は170kW。駆動方式は6×6(6輪駆動)。
日野自動車はFlat Formerについて、「暮らしを豊かにするサービスは多種多様であり、サービスを提供するモビリティもこれに合わせてバリエーションが必要だ。活用可能な空間を最大化したモビリティプラットフォームと、これを最適に活用するサービスプラットフォームを組み合わせることで、変幻自在なサービスを実現する。サービス自体が移動を手に入れることにより、都市を活性化させ、暮らしや街に新陳代謝を起こしていく」とコメントしている。
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