・公差域の定義
データム平面(PD)に平行な幾何学的平行2平面でその直線形体(L)または平面形体(P)を挟んだときの、2平面の間隔(f)で表す。
この平行度は、最も一般的に使用されるものではないでしょうか。筆者も頻繁に使用しています。では、
はどのような関係にあるのでしょうか。
平行度およびデータム平面の定義より、データム平面(基準面)の平面度と平行度は無関係です。また、対象の平行度とその平面度については、“平行度<平面度”というのは、実物としておそらくあり得ません。ただし、“平行度>平面度”というのは、そのような幾何公差を設定するかどうかは別として、あり得るものだと考えます(筆者解釈)。
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