住友重機械工業は、全電動小型射出成形機「SE30EV-A」を発売した。高機能タッチパネルコントローラーや振動を抑制する機能「S-MOVE」などにより、精密で安定した成形が可能となり、生産性向上に寄与する。
住友重機械工業は2019年9月4日、全電動小型射出成形機「SE30EV-A」と、SE30EV-Aのレンズ専用機およびコネクター専用機の販売開始を発表した。
SE30EV-Aは、立ち上げが早く、成形の安定性、精密性を誇る同社の小型射出成形機「SEEV-A」シリーズの新機種となる。SE30EV-Aのタッチパネルコントローラーは視認性が高く、パネルに触れた時の軽さ、タブ機能による入力のしやすさなど機能が向上している。他に、波形表示や品質管理などの機能も備える。
また、SE30EV-Aは、SEEV-Aシリーズが持つ、振動抑制機能「S-MOVE」や高評価のダイレクトドライブシステムを継承。高精度で応答性能に優れたスクリュ制御が可能であるため、精密かつ安定した成形で生産性向上に寄与する。
さらに、金型保護機能の監視精度が向上し、金型周辺の清浄性を保つブッシュレスタイバーやタイバーメッキなど、管理と環境への負荷を最小限にする機能が強化されている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.