レノボ・ジャパンは、17.3型モバイルワークステーション「ThinkPad P73」を発売した。デスクトップワークステーションと同等の、高いパフォーマンスを備えた、プロフェッショナルユーザー向けのモデルだ。
レノボ・ジャパンは2019年8月20日、17.3型モバイルワークステーション「ThinkPad P73」を発売した。デスクトップワークステーションと同等の高いパフォーマンスを備える。価格は31万8000円から(税別)。
ThinkPad P73は、CPUにインテルXeonプロセッサ、インテルCore i9プロセッサ、GPUにNVIDIA Quadro RTX 5000を搭載できる。OSは、Windows 10 Pro 64bitあるいはWindows 10 Pro for Workstations 64bit(いずれも日本語版)。メモリは最大128GBまで拡張可能だ。
プロフェッショナルユーザー向けに、ISV認証取得による信頼性と安定性の高さを誇る。LTEに対応し、取引先や移動中、自宅などさまざまな場所で快適に作業できる。
17.3型と大画面のUHDディスプレイは、Adobe RGB 100%の色域とDolby Vision HDRに対応。屋外でも見やすい高輝度で、色の再現性に優れる。オプションで用意されているファクトリー・キャリブレーションにより、クラウド上に保存されたデータをダウンロードして、キャリブレーションのたびに工場出荷時の発色に戻せる。
キーボードはバックライト付きで、CADのモデリングなど数値を入力するのに便利なテンキーを搭載する。また、収納時や持ち運びの際のかさばり、重さを軽減するため、ACアダプターが前世代モデルから約30%小型化されている。
さらに、サイバー攻撃などによって破損したBIOSを自ら修復する自己回復BIOS、物理的に遮断するカメラカバーThinkShutterなど、セキュリティ機能も充実している。
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