着火しても自動鎮火して燃え広がらない3Dプリンタ用素材3Dプリンタニュース

Markforgedは、難燃性の産業用3Dプリンタ素材「Onyx FR」を発表した。着火しても自動鎮火し燃え広がらないため、難燃性が重要となる航空宇宙、自動車、防衛分野などでの利用に適している。

» 2019年05月21日 13時00分 公開
[MONOist]

航空宇宙、自動車、防衛分野向けに

 Markforgedは2019年5月2日、難燃性の産業用3Dプリンタ用素材「Onyx FR」を発表した。同社の3Dプリンタ、インダストリアルシリーズで利用できる。

 Onyx FRは、カーボンファイバーを含有し、高い強度、精度、表面品質が特徴のV-0レートの難燃性素材だ。従来のプラスチックマテリアルと違い、着火しても自動鎮火して燃え広がらないため、難燃性が重要となる航空宇宙、自動車、防衛分野などでの利用に適している。

photo 難燃性の比較。左:従来品の「Onyx」、右:難燃性素材の「Onyx FR」 出典:Markforged

 同社のクラウドベースのソフトウェアプラットフォーム「Eiger(アイガー)」での利用が可能。簡単にパーツをデザインし、材料を選択後は、ワンクリックするだけでクラウド上に接続された世界中の同社プリンタで出力できる。

 同社の製品開発副社長Jon Reilly氏は「Onyx FRは、公の燃焼安全基準を満たしているため、広範な分野での活用が期待される。連続カーボンファイバーを埋め込んで強度を増せば、エアクラフトグレードのアルミニウムと同等の強度を半分の重量で達成できる」としている。

photo 「Onyx FR」で製造した部品 出典:Markforged

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