クラウドでOSSの脆弱性を管理、IoTデバイス向けセキュリティサービス:製造ITニュース
日本システムウエアは、トレンドマイクロのIoT機器向けセキュリティソリューション「Trend Micro IoT Security」を活用したIoTデバイス用セキュリティソリューション「Toami Edge Security」を提供開始した。
日本システムウエアは2019年4月9日、トレンドマイクロが提供するIoT(モノのインターネット)機器向けのセキュリティソリューション「Trend Micro IoT Security(TMIS)」を活用した、IoTデバイス用セキュリティソリューション「Toami Edge Security」の提供を開始した。
IoTデバイス用セキュリティソリューション「Toami Edge Security」のイメージ図(クリックで拡大) 出典:日本システムウエア
同サービスではセキュリティ管理対象のIoTデバイスにソフトウェアエージェントを組み込み、トレンドマイクロのクラウド型セキュリティ技術基盤「Trend Micro Smart Protection Network」と連携させる。これにより、同ネットワークに蓄積したセキュリティデータをさまざまなリスク検知に活用できる。
リスクに対する防御や堅牢(けんろう)性を高めるシステム保護機能も備えた。ネットワークレピュテーションでは、接続先の安全性をTrend Micro Smart Protection Networkが確認し、疑わしいデバイスやWebサーバーとの接続をブロックする。
初回起動時には、IoTデバイスのOSS(オープンソースソフトウェア)などのバージョン情報をクラウドに保存し、新たな脆弱(ぜいじゃく)性の有無を日々監視する。脆弱性が見つかった場合は、仮想パッチを配信して脆弱性をついたネットワーク攻撃をブロックする。さらに、事前に許可したアプリケーション以外の起動を抑止し、不正プログラムの起動を防止する。
オプションとして、デバイスのキッティングやシステムの運用、セキュリティレポートの提供サービスを用意する。
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