JVCケンウッドが、21.3型500万画素の医用画像表示モニターのカラー版「CL-S500」とモノクロ版「MS-S500」を発売する。2000:1という高コントラストにより、微妙な陰影、濃淡を忠実に再現する。
JVCケンウッドは2019年3月19日、医用画像表示モニター「i3」シリーズの新商品として、21.3型500万画素カラー液晶モニター「CL-S500」と、21.3型500万画素モノクロ液晶モニター「MS-S500」の2種を同年6月下旬より発売すると発表した。超音波、内視鏡、病理、核医学などの画像を、簡単な操作でリアルタイムかつ最適に表示できる。価格はオープンとなっている。
CL-S500およびMS-S500は、500万画素の表示性能に加え、2000:1という高コントラストにより、微妙な陰影、濃淡を忠実に再現する。手元にあるキーボードを照らし、暗室での読影を行いやすくするReading Light機能を搭載。また、モニター前面をフラット化した。
CL-S500は、同社独自のダイナミックガンマ機能による、モノクロ画像とカラー画像の高精細かつ最適な階調で表示する。従来モデルより、モノクロ画像、カラー画像の判別の精度を向上させた。さらに、新たな安定化回路システムを搭載し、輝度と色度変化をリアルタイムに補正する。
MS-S500は、超高解像度表示を可能にするブピクセル独立ドライブテクノロジーを搭載する。
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