センサー信号入力機能を追加したIoT対応遠隔監視プラットフォームFAニュース

椿本チエインは、IoT対応遠隔監視プラットフォーム「MitaMonスターターキット 稼働監視パッケージ」の新版を発表した。各種センサーからの信号入力機能を追加し、稼働履歴とセンサーデータの比較が可能になった。

» 2019年02月01日 07時00分 公開
[MONOist]

 椿本チエインは2019年1月15日、IoT(モノのインターネット)対応遠隔監視プラットフォーム「MitaMonスターターキット 稼働監視パッケージ」のバージョンアップ版を同月30日より販売開始すると発表した。価格はスターターキットが29万8000円、1台のサーバで最大10台まで監視できる増設センサーキットは9万8000円(いずれも税別)だ。

 2018年4月に発売された同製品は、積層信号灯に装着するだけで、機械や装置のIoT稼働監視が導入できる。新バージョンは、各種センサーからの信号入力機能を追加し、稼働履歴とセンサーデータの比較が可能になった。

 センサーからの伝送信号は、国際計装統一規格「DC4〜20mA」の入力に対応。取り込んだセンサー信号を可視化するトレンドグラフ表示機能を装備し、センサー信号の変遷を時系列で表示する。これまでの積層信号灯の点灯状態に加え、センサーからのデータを比較できるようになり、その相関をモニタリングしながらの稼働監視が可能になった。機械や装置のエネルギーロスや、不要なアイドリングなどの削減が期待できる。

photo 「MitaMonスターターキット 稼働監視パッケージ」バージョンアップ版のイメージ 出典:椿本チエイン
photo 設定画面イメージ 出典:椿本チエイン
photo トレンドグラフ表示画面イメージ 出典:椿本チエイン

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