契約期間は2019年4月〜2025年3月までの6年間となる。ITインフラの運用には、AIを活用するサービスプラットフォーム「IBM Services Platform with Watson」を採用。情報系システムでは、「IBM Cloud」の適用範囲を拡充する。
IBM Services Platform with Watsonは、IBMがこれまで蓄積してきたシステム運用の経験や知見を「IBM Watson」で分析し、迅速な意思決定の支援や問題予測により運用を自動化するサービスとなる。例えば、あるハードウェアとソフトウェアの組み合わせにより障害が発生したという情報を分析することで、障害の発生確率を予測し、事前に障害対策を練ることができる。
人工知能「Watson」の無期限試用が可能に、日本IBMがビジネス利用の拡大を強化
日本IBMは、AIの活用に関するユーザーイベント「AI Business Forum TOKYO」を開催し、同社が展開する人工知能「Watson」の価値と先進事例について紹介。同時に「Watson」を含むクラウドサービスを無期限で試用できる「IBM Cloud ライト・アカウント」の開始についても発表した。