ネクストスケープとNTTコミュニケーションズは、AIと対話しながら複合現実空間で作業できる、MRソリューションの提供を開始した。ハンズフリーで作業しつつAIと音声で会話したり、AIの発話内容をMRデバイスのディスプレイ上に表示できる。
ネクストスケープとNTTコミュニケーションズは2018年10月4日、AI(人工知能)と対話しながら複合現実空間で作業ができる、MR(複合現実)ソリューションの提供を開始した。
今回提供するMRソリューションは、ヘッドマウント型のMRデバイス「Microsoft HoloLens」と対話型自然言語解析AIエンジン「Communication Engine“COTOHA Virtual Assistant(COTOHA VA)”」を連携したものだ。
Microsoft HoloLensを装着した作業者は、COTOHA VAに語りかけて作業に必要な情報をAIから聞き出したり、AIの発話内容や補足情報をMicrosoft HoloLens上のディスプレイに表示できる。COTOHA VAに接続した業務システムで、メールやスケジュールを参照することも可能だ。
また、COTOHA VAとは音声で対話できるため、作業者はハンズフリーで業務に集中できる。作業効率が大幅に向上する他、キーボードが使えない環境でもICTリソースが活用可能になる。
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