東芝デジタルソリューションズ、東芝デジタル&コンサルティング、日本マイクロソフトの3社は、協業により、Microsoft Azureを活用したソリューションの共同開発、販売、デジタルビジネス戦略に関するコンサルティングを実施すると発表した。
東芝デジタルソリューションズは2018年8月30日、東芝デジタル&コンサルティング、日本マイクロソフトとの協業により、Microsoft Azureを活用したソリューションの共同開発、販売、デジタルビジネス戦略に関するコンサルティングを実施すると発表した。
協業の第1弾として、東芝デジタルソリューションズのクラウドサービス「IoTスタンダードパック」をAzureに対応させ、同日提供を開始した。同パックは、IoT(モノのインターネット)を活用し、産業機械や設備の稼働状況を可視化するものだ。Azure対応となったことで、監視対象の規模拡張に伴うスケーラビリティが向上し、導入期間やコストの削減に貢献する。また、アドオンアプリケーション開発やAzure上のアプリケーションとの連携を可能にし、顧客の要件に応じたソリューションを提供する。
協業における各社の役割は、東芝デジタルソリューションズがAzure上にデジタルトランスフォーメーション関連のソリューションを開発・実装し、提供する。
東芝デジタル&コンサルティングは、顧客のデジタルトランスフォーメーション構築に向け、Azure上のソリューション、運用サービスをコンサルティングからサービスオペレーションまでトータルで提供する。
日本マイクロソフトは、Azureの開発技術に関して、東芝デジタルソリューションズグループを支援する。Azureエンジニアの育成支援も担い、既に延べ300人以上の同グループの技術者に対して、Azure関連教育を実施した。また、日本マイクロソフトの法人営業部門は、業種や業態に特化した付加価値を提案し、販売支援をする。
今回の協業で開発したAzure活用ソリューションは、3社のさまざまな分野の顧客へ向けて、それぞれが幅広く営業、提案をし、コンサルティングを実施する。
3社は今後、「食品、消費財業界向けCRMソリューション」「eラーニングソリューション」をはじめ、各種ソリューションをAzure上へ実装して販売していく。
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