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IoTプラットフォーム対応の推奨デバイス制度を開始組み込み開発ニュース

NTTコミュニケーションズは、同社のIoTプラットフォーム「Things Cloud」との通信確認が取れたセンサーデバイスやIoTゲートウェイを定めるThings Cloud推奨デバイス制度を開始した。

» 2018年04月12日 14時00分 公開
[MONOist]

 NTTコミュニケーションズは2018年3月26日、同社のIoT(モノのインターネット)プラットフォーム「Things Cloud」との通信確認が取れたセンサーデバイスやIoTゲートウェイを定めるThings Cloud推奨デバイス制度を開始したと発表した。IoT分野におけるトータルソリューション強化の一環となる。

 同制度によって、Things Cloudに対応したセンサーデバイスやIoTゲートウェイの中から、用途に応じて最適なものを選択できるようになる。IoT環境を構築するのにかかる期間を短縮し、安全性を高める効果があるという。

 推奨デバイスとして認められるには、センサーデバイスやIoTゲートウェイを扱う企業が同社規定の試験項目についてThings Cloudとの通信試験を実施し、その結果を同社に報告する必要がある。試験結果について問題がなければ、後日同社から推奨対象と認定したとの通知が届く。推奨対象となったセンサーデバイスやIoTゲートウェイは、Things Cloudの開発者向けWebサイトに掲載されるとともに、同社が参加する各種展示会などで紹介される。

 通信試験の実施には、申請窓口への連絡が必要となる。同社から試験項目表が送付され、Things Cloudの検証環境が貸し出される。試験項目にはデバイス認証、データ送受信、デバイス制御、双方向通信などがある。

photo 推奨デバイス対象範囲(クリックで拡大) 出典:NTTコミュニケーションズ

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