キヤノンは、小型多目的モジュールカメラ「MM100-WS」を発表した。カメラ本体が40×21.6×40mmと小型で、1ルクス程度の低照度環境下でも撮影できる。さまざまな環境に対応するカメラとして、カスタマイズにも対応する。
キヤノンは2017年9月12日、小型多目的モジュールカメラ「MM100-WS」を発表した。カメラ本体が40×21.6×40mmと小型で、1ルクス程度の低照度環境下でも撮影が可能。同社では、配管内の点検や狭いスペースでの監視、車載用カメラ、映像制作機材、各種作業支援など、新たなビジネスでの活用を見込む。
カメラ本体と併せて、防じん/防滴性能や堅牢性を高めるための各種モジュール、アクセサリー、ソフトウェアなども開発・公開する。ユーザーの要望に応じてAPI(Application Programming Interface)の公開も予定しており、幅広いソリューションで同カメラを活用できる。
これら各種モジュール、APIなどをカメラと組み合わせることで、さまざまな環境に対応するカメラとしてカスタマイズができる。
同社は、長年培ってきた光学技術やセンシング技術を生かし、新しいイメージングソリューションビジネスの提案を進めている。MM100-WSは、その第1段階として開発された。今後「テロ対策特殊装備展'17」や「Inter BEE 2017」といった展示会において、MM100-WSの活用事例を参考展示する。
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