気になる黒い箱。
キヤノンヨーロッパは2015年10月13〜15日(現地時間)の期間、パリで開催されたプライベートショー「Canon EXPO 2015 Paris」の中で、キヤノンが自社開発した3Dプリンタのコンセプトモデルに関する発表を行いました。
コンセプト段階ではありますが、同社が長年培ってきた技術をベースに開発した産業用途向けのハイエンド3Dプリンタという位置付けで、デザイン検証/試作開発から最終製品の小ロット製造まで幅広く利用できるとしています。性能面に関しても、マルチマテリアル対応、高精度な仕上がり、高い耐久性、造形速度といった点について、満足できる仕様になっているようです。
「3Dプリンティング技術に関するハイプサイクル2015年版」のここがポイント
2019年には560万台へ、年2倍ペースで出荷台数を伸ばす3Dプリンタ
世界初、1000万色フルカラーUV硬化インクジェット方式3Dプリンタの実力
3Dプリンタ市場、デスクトップ機種もプロ向け機種も大きく成長
「MREAL」と「3Dプリンタ」がモノづくりを加速――キヤノンMJ、3Dソリューション事業を展開Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
メカ設計の記事ランキング