ハニカムラボとVRCは、「HoloLens」と高速3Dスキャナーを連携するシステム開発のための技術提携に合意した。両社のノウハウを融合し、3Dスキャンの後、さまざまなコンテンツ上でユーザーが見たり遊んだりできるワンストップシステムを構築する。
ハニカムラボとVRCは2017年8月28日、ホログラフィックコンピュータ「HoloLens」をはじめとする「Windows Mixed Reality」と、高速3Dスキャナーを連携するシステムを開発するための技術提携に合意した。
Windows Mixed Realityは、MicrosoftがMR(複合現実)、AR(拡張現実)、VR(仮想現実)を体験するためのデバイスとして掲げているプラットフォーム。ヘッドマウント型のホログラフィックコンピュータHoloLensもその1つだ。
ハニカムラボは、3Dをベースとした体験型コンテンツの企画/開発を手掛けており、リアルタイム3D技術のアウトプット/コンテンツを得意とする。また、VRCはインプット/3Dスキャンに強みを持ち、高速モデリング処理技術を使った人体用3Dスキャナー「Shun'x」を開発/販売している。
両社はそれぞれのノウハウを融合し、HoloLensと3Dスキャナーを連携するシステムの開発を目指す。3Dスキャンから、さまざまなコンテンツ上でユーザーが見たり遊んだりできるまでを、ワンストップで提供できるようなシステムを構築する。
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