ドイツのG+D Mobile Security、村田製作所、スイスのST Microelectronicsは、幅広いIoT機器へ効率的にセキュリティ機能を統合できるセキュリティソリューションを発表した。データの完全性と機密性を確保し「LPWAN鍵」の配布を安全な手法で行える。
»2017年06月26日 08時00分 公開
[MONOist]
スイスのST Microelectronics(ST)は2017年6月6日、ドイツのG+D Mobile Security(G+D)、村田製作所と共同で、幅広いIoT(モノのインターネット)機器へ効率的にセキュリティ機能を統合できるセキュリティソリューションを発表した。やりとりされるデータの完全性/機密性を確保し、データの暗号化と復号に使用される「LPWAN鍵」の配布を安全な手法で行える。同月7日より試用を開始した。
IoT時代、500億台の組み込み機器をどう守るか
500億のデバイスがインターネットにつながるともいわれるIoT(Internet of Things)時代の到来が迫る中、組み込み機器のセキュリティ対策は重要度を増している。来日した米マカフィー幹部に、IoT時代の組み込み機器のセキュリティ対策を聞いた。