ヴイエムウェアは、仮想デスクトップ基盤ソフトウェアの最新版「VMware Horizon 7」と、仮想デスクトップおよび仮想アプリケーションのクラウドサービス「VMware Horizon Cloud」、さらに「VMware Horizon Apps」を発表した。
ヴイエムウェアは2017年2月8日、仮想デスクトップ基盤ソフトウェアの最新版「VMware Horizon 7」と、仮想デスクトップおよび仮想アプリケーションのクラウドサービス「VMware Horizon Cloud」、さらに「VMware Horizon Apps」を発表した。
提供開始は2017年4月の予定。Horizon 7の同時接続1ユーザーあたりの価格は3万1000円から、Horizon Cloudの1ユーザー/1カ月あたりの価格は1980円(税別)から、Horizon Appsの1ユーザーあたりの価格(永久ライセンス)は1万5500円から(いずれも税別、市場想定価格)となっている。
VMware Horizon 7のJMP(Just-in-Time Management Platform)は、VMware App Volumes、Instant Clone、およびUser Environment Managerを連携させることにより、エンドユーザー・プロファイルの管理を簡素化しコストを削減する。JMPはリアルタイムのアプリケーション配信、高速なイメージング、高速なデスクトップ・プロビジョニング、状況に応じたポリシーの管理などを可能にする。
また、新たに開発したBlast Adaptive Transportにより、さまざまなネットワーク速度やパケットロスなどのネットワーク状況に対応可能になり、帯域幅の利用率を最大化する。この機能により、従来に比べ6倍高速化し、使用帯域幅を最大50%削減できる。
VMware Horizon Cloudは、企業向けWindowsデスクトップ・アプリケーションを提供。ユーザーはハイパーコンバージドインフラを利用したオンプレミス環境、クラウドホスト型のインフラ、または、この両方の組み合わせといった複数の導入モデルの中から最適なモデルを選択できる。また、運用と管理は一元的なクラウドベースの管理プレーンとJMPにより効率化される。
他にも、新製品としてVMware Horizon Appsを追加。ユーザーはデスクトップ向けのVMware Horizon 7.1か、アプリケーション中心型のVMware Horizon Appsのいずれかを選べる。さらに、他社のソリューションと比較してプロビジョニングにかかるコストを約半分に抑えることができるようになった。
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