福井県鯖江市を拠点にメガネフレームの企画とデザインを手掛けるボストンクラブは、「第3回 ウェアラブルEXPO」において、メガネをスマートグラスにする着脱機構「neoplug(ネオプラグ)」を展示した。
福井県鯖江市を拠点にメガネフレームの企画とデザインを手掛けるボストンクラブは、「第3回 ウェアラブルEXPO」(2017年1月18〜20日、東京ビッグサイト)において、メガネをスマートグラスにする着脱機構「neoplug(ネオプラグ)」を展示した。2016年12月から「FAAVO」でのクラウドファンディングを開始しており、350万円の目標金額に対して達成率は77%になっている。
ネオプラグは、メガネフレームの製作者と、メガネに装着してスマートグラス化させられるウェアラブルデバイスの開発者をつなげるために開発されたアタッチメントである。2016年のウェアラブルEXPOでは、コンセプト展示にとどまっていたが、今回はネオプラグに対応するメガネフレームとネオプラグを使って、ヘッドマウントディスプレイ(HMD)「Vufine+」を自由に着脱できることを示した。
ネオプラグは、メガネフレームの端部から差し込むことで装着できる。そしてネオプラグとVufine+は、磁石で着脱する機構になっている。
なお、今回の展示でネオプラグは、メガネフレームとウェアラブルデバイスをつなぐアタッチメントになっていたが「ゆくゆくは、メガネフレームにウェアラブルデバイスを直接差し込んで装着するための“仕様”のようなものになればいいと考えている」(ボストンクラブの説明員)という。
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