日本の製造業にとってリスクでもあり、チャンスでもあります。
2017年1月20日(現地時間)、米国の新大統領にドナルド・トランプ氏が就任しました。TPPからの撤退明言など「米国ファースト」を中心とするトランプ色の濃い就任演説となりました。
大統領就任前からこの「米国ファースト」を訴えてきたトランプ氏に対して、新年に入ってから大手企業による米国内での生産投資の発表が相次ぎました。フォード(Ford Motor)がメキシコ工場の建設を中止し、トヨタ自動車は今後5年間で米国で100億米ドルの投資を行うことを発表しました。GM(General Motors)も米国工場に10億米ドルを、Fiat Chrysler Automobile(FCA)も米国工場に10億米ドルを投資する方針を明らかにしています(関連記事:トランプ政権誕生で製造業が考えるべきポイントは「米国生産」)。
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