コダマコーポレーションは、3次元ソリッドCAD/CAMシステムの新製品「TopSolid’Cam 7.10J」を発売した。3次元CAD「TopSolid’Design」上で動作するため、治具の設計などに同製品のCAD機能を活用すれば工場内で業務を完結できる。
コダマコーポレーションは2016年12月20日、3次元ソリッドCAD/CAMシステムの新製品「TopSolid’Cam 7.10J」を発売した。仏Missler Softwareが開発したもので、コダマコーポレーションは、同社の国内販売元として開発・販売・サポートを行っている。ソフトウェアライセンス使用権の標準価格は150万円(税別)からとなる。
同製品は、マシンシミュレーション一体型のCAD/CAMシステムで、3次元CAD「TopSolid’Design」上で動作する。治具の設計などに同製品のCAD機能を活用すれば、工場内で業務を完結できる。また、CADとCAMのユーザーインタフェースと操作性が同一のため、操作の習得期間が短縮可能だ。
さらに、樽型工具「バレルミル」と楕円型工具「オーバルミル」に対応。両工具は、一般的なボールエンドミルよりも加工面が滑らかで切り込み量を大きくできるため、加工効率が向上した。
他に、ユーザーの加工ノウハウを登録・蓄積することで、加工を標準化し、工具の移動経路の作成を自動で行う。
対応OSは、Windows10 Pro、Enterprise、Education(64bit)、Windows8、8.1Pro/Windows7 Professional SP1以上。「TopSolid’Design7 Standard」または「TopSolid’Design7 Pro」、ポストプロセッサ、シミュレーション用環境設定が別途必要となる。
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