ダイハツがアウディに勝るところもあると思いました。
先日、試乗会でダイハツ工業の新型コンパクトハイトワゴン「トール」に乗ってきました。トールの競合モデルとしては、先に市場投入されているスズキの「ソリオ」があります。室内の寸法や取り回しの良いサイズ感などソリオをベンチマークとして作り込んでいますが、一番の差別化ポイントは排気量1.0l(リットル)のターボエンジンです。
このエンジンは、既存の排気量1.0lの自然吸気(NA)エンジンをベースに、ダイハツ工業が新開発しました。直噴ではなくポート噴射とすることにより、コストを抑えています。パワーは排気量1.5lのNAエンジンに相当し、「思ったよりよく走ると感じてもらえるはずです」とエンジンの開発担当者が自信を見せていました。
今回の試乗会のお目当ては“思ったよりよく走る”を体験することでした。
試乗会ではお台場周辺や東京ゲートブリッジの方を走ってみました。平日の昼間は交通量が多いです。トラックもたくさん走っているため、タイミングを見計らってスムーズに車線変更/追い越ししたくなる環境です。また、信号に引っ掛かりにくくアンダーパスもあるので、止まらずに走りやすいエリアでもあります。
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