それでは、エッチング加工の現場をご説明していきましょう。
この機械は「ラミネーター」です。
この膜はドライフィルムと呼ばれ、耐酸性の感光剤をフィルム状にしたものです。先ほどのシルク版でいえば「乳剤」の役目をするものになりますね。これで覆われた部分はエッチングされません。
材料のステンレス板をセットします。
せり出てくる材料に対して、ドライフィルムを密着させます。理屈は文房具のラミネーターと一緒です。
ドライフィルムが密着したら、次は焼付けです。
こちらが焼付け機です。
この機械では、エッチングパターンを描画したフィルムを露光することで焼き付けをします。
焼付けが終わるとフィルムの色が変わります。
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