IDOMとFRONTEOコミュニケーションズは、ガリバーのオンライン型接客サービス「クルマコネクト」で、FRONTEOが開発した人工知能「KIBIT」による車種レコメンド機能の提供を開始した。
IDOMとFRONTEOコミュニケーションズは2016年10月14日、ガリバーのオンライン型接客サービス「クルマコネクト」で、FRONTEOが開発した人工知能「KIBIT(キビット)」による車種レコメンド機能の提供を開始した。
KIBITは、人工知能関連技術のLandscapingと行動情報科学を組み合わせて開発した人工知能エンジン。テキストから文章の意味を読み取り、人間の暗黙知や感覚を学ぶことで、人間の判断や情報選択の手法を再現する。
今回発表された車種レコメンド機能では、車種に関するレビューコメントをKIBITが分析し、ユーザーの好みとマッチングさせる手法を採用している。車種の評価点数や購買・閲覧履歴に基づいて車種を薦める従来の手法よりも、推奨車種の精度を高めることができ、クルマコネクト内の車種紹介サービスを迅速に提供できる。
両社は、2016年3月よりPoC(概念実証)を進め、同年6月には大規模データを用いた開発やインタフェースデザインの開発を実施している。今後も共同開発を行い、KIBITを活用した満足度の高い車種紹介サービスを提供するとしている。
人工知能は製造現場でどう役に立つのか
第4次産業革命って結局何なの?
製造業IoTに新たなデファクト誕生か、ファナックらが人工知能搭載の情報基盤開発へ
熟練技術者のスキルを8時間で獲得、ファナックが機械学習ロボットを披露
製造業で人工知能はどう使うべきなのかCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
組み込み開発の記事ランキング
コーナーリンク
よく読まれている編集記者コラム