このメーカーっぽい、ということをより理解していきたいと思います。
先日、マツダ「ルーチェ ロータリークーペ」を見に、六本木に行きました。東京ミッドタウンで2016年11月6日まで開催中のイベント「TOKYO MIDTOWN DESIGN TOUCH 2016」にマツダが参加しており、MX-5 RF(日本名:ロードスター RF)とルーチェ ロータリークーペを展示していたのです。
ルーチェ ロータリークーペは1969年にマツダ初の前輪駆動(FF)車として発売されました。ジョルジェット・ジウジアーロがデザインしたセダンタイプの「ルーチェ」(1966年発売)をクーペ化したモデルです。ローターの厚みを変えずに排気量を増やした新開発のロータリーエンジンを採用している他、当時としては珍しく三角窓がありません。キャッチコピーは「ハイウェイの貴公子」だったそうです。
クラシックカーを眺めるのが大好きなので、また、マツダの古いクルマを見る機会が今までなかったので、これを見るためだけに六本木に行きました。いいなあ、おしゃれだなあと思いましたが、前に進もうとする勢いが感じられない点や車高が高いことのも印象に残りました。それでも、今のクルマにない造形や優雅さに重点を置いた感じは目の保養になります。
ふと疑問に思ったのは、「これってマツダっぽいデザインなのかな」ということです。
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