特定の業界ニーズに対応するPLMソフトウェアの機能強化で提携 : 製造ITニュース
シーメンスPLMソフトウェアと独BSH Hausgerateは、特定の業界ニーズに対応するPLMソフトウェアの機能強化において提携に合意した。インダストリー4.0とIIoTに関するビジョンの共有を基盤に協力関係を強化する。
シーメンスPLMソフトウェアと独BSH Hausgerate(BSH)は2016年9月7日、特定の業界ニーズに対応するPLMソフトウェアの機能強化において提携に合意したと発表した。両社は、インダストリー4.0とIIoT(産業用モノのインターネット)に関するビジョンの共有を基盤に協力関係を強化する。
BSHは「つながる家電」製品の提供を拡大し、スマートホームに製品を統合することを目指す。シーメンスは、大手企業と同視点で家電業界に対する戦略的アプローチを検証できる効果を見込む。
既にBSHは、デジタル製品ライフサイクル管理システムであるシーメンスのTeamcenterソフトウェアや製品の設計、シミュレーション、製造のためのソリューションであるNXソフトウェア、デジタル・マニュファクチャリング・ソリューションのTecnomatixポートフォリオを導入している。両社は潜在的な課題を早期に特定してコストと時間を節約し、業界全体に資するPLMソリューションを作り上げていくという。
鹿児島の病院が歩む、アジアNo.1女性医療機関への道のり
鹿児島県の相良病院とシーメンス・ジャパンは、最先端の乳がん治療などを行う女性医療センターの設立・運営に関するパートナーシップの基本契約を締結した。相良病院は、シーメンスのコンサルテーションと最新の画像診断装置や治療装置を導入して2018年8月に開設する新病院により、アジアNo.1の女性医療機関となることを目指す。
「NX」の戦略を紹介――タッチパネル操作やCAEで点群利用のデモも
シーメンスPLMソフトウェアはユーザーイベントの中で、「NX」の最新バージョンである「NX10」の新技術や開発方針、製品ラインアップの強化などについて語った。
リアルなものづくりを支援するPLM ― Teamcenter
製造業を取り巻く厳しい経営環境の中で、高い次元のQCDを達成するにはITツールによる業務支援が不可欠である。本連載はPLM、ERP、SCMなど製造業向けの代表的な業務支援ソフトウェアの特徴をレポートしていく。
制御システムを狙ったマルウェア「Stuxnet」って何?
制御システム技術者が知っておくべきセキュリティの基礎知識を分かりやすく紹介する本連載。2回目は、世間を騒がせたマルウェア「スタックスネット(Stuxnet)」とは何なのか、ということを解説する。
JTフォーマットを使いこなすツールの充実度は?
国際標準化機構(ISO)に承認されたJTフォーマットを解説する本連載。3次元(3D)製品情報を軽く取り扱えることが特徴ですが、使いこなすには各種連携アプリケーションの充実が欠かせません。3回目となる本稿では、ソフトウェア開発ツール「JT Open Toolkit」や関連アプリケーションなどを紹介します。
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