IoTデータを実用的なインサイトへ転換する分析ソリューションを発表製造ITニュース

米テラデータは、IoTデータを実用的な洞察(インサイト)に転換する分析ソリューション「Teradata Analytics of Things Accelerators」を発表した。4つのアクセラレーターから構成されている。

» 2016年09月22日 09時00分 公開
[MONOist]

 米テラデータは2016年8月24日、IoT(モノのインターネット)データを実用的な洞察(インサイト)に転換する分析ソリューション「Teradata Analytics of Things Accelerators」(Teradata AoTAs)の提供を開始したと発表した。特定のビジネス課題の解決に適した分析手法やその組み合わせを判断する際、どのセンサー・データを保存すべきかの判断に役立つという。

 Teradata AoTAsは、「コンディション・ベースの保守」「製造効率の最適化」「収集センサー・データの選定」「異常状況の探索と視覚化」の4つのアクセラレーターから構成される。

 コンディション・ベースの保守では、センサーデバイスなどを通じて設備を遠隔から監視/分析することで、可用性と安全性の向上を図る。また、製造効率の最適化では、装置の性能や可用性にかかわる製造上・生産過程の問題を明確化する。これにより、迅速な修繕措置が可能になるという。

 さらに、収集センサー・データの選定では、関連性のある異常パターンに基づき、センサー測定の最適な頻度を自動で推奨する。異常状況の探索と視覚化では、大量の多次元時系列データを遠隔監視装置やデバイスから探索し、深刻な故障につながる異常パターンの発見を視覚的に支援する。

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