対象物の動きを検知し、交通量や混雑度を把握する画像分析サービスを開始製造ITニュース

日本システムウエアは、米Placemeterと販売契約を締結し、対象物の動きを検知して交通量や混雑度を把握する画像分析サービス「Placemeter」を提供開始すると発表した。

» 2016年09月02日 09時00分 公開
[MONOist]

 日本システムウエアは2016年8月4日、米Placemeterと日本における販売契約を締結し、同社の画像分析サービス「Placemeter(プレースメーター)」の提供を開始したと発表した。

 Placemeterは、IPカメラの映像やセンサー情報から、歩行者や自動車、自転車などの対象物の動きを検知するサービス。取得した情報は、Placemeterのプラットフォームで解析され、その結果は管理画面上で表やグラフで確認できる。

 対象物の進行方向や密度から、交通量・混雑度を把握できるため、自治体の都市計画や公共エリアでのセキュリティ監視などに利用されている。他にも、小売店の来店者数のカウントや待ち時間計測、広告物前の通行量測定などにも活用できるという。

 価格は、1ライセンス(1カ所計測ごと)あたり月額1000円から。専用のIPセンサーとIPカメラは1台当たり8000円からとなる。他に、既設のIPカメラに対する同サービスの提供や、日本システムウエアのIoTクラウドプラットフォーム「Toami」とのデータ連携サービスも提供するとしている。

photo Placemeterの画像解析イメージと管理画面

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