製造業系の企業は、IT系に比べて、おとなしめなノベルティが多い印象です。筆者が過去にもらったノベルティは……と、うすれかけている過去の記憶を巡っていくと、文房具ばかりでてきました……。
古紙を利用した、素朴な味わいの「CoCreate」のボールペン。「CoCreate」といえば、以前はまだ珍しい存在だったノンヒストリー3D CAD「OneSpace Designer Modeling」ですね。その後、コクリエイト・ソフトウェアは2007年12月にPTCに買収されました。
Java言語公式マスコットキャラクター「Duke」の姿をしたマウスです。デザインは個性的ですが、この三角フォルムが手にしっくりきて、とても使いやすいのです。
こちらは私が直接、同社からもらったわけではありません。職場の私のマウスが突然壊れた時、「誰か、予備のマウス持っていませんか!」と周囲に声をかけたところ、ノベルティ収集していた@ITの担当(当時)がくれたものでした。2年くらい使ってから、ワイヤレスマウスに変えました。同社は2010年1月にオラクルに吸収合併されました。
うーん、2社とも、今はなき企業……。時代はめぐるものではありますが、切ない気持ちでいっぱいになりますね。
最後に、これまで何千もの(言い過ぎ)展示会を巡ってきたベテラン 朴記者に、思い出のノベルティについて少し聞きましたので、紹介します。
PTCのAR Tシャツ
「スマホのアプリでTシャツの六角形マークを認識するとそこからARのエッフェル塔とかが立つ! ま、それだけですが」(朴)。
クラレからもらった人工皮革クラリーノ製名刺入れ
「クラリーノといえばランドセル(の素材)で有名。7年間よく働いてくれたが、さすがにボロボロになった」(朴)。
フィリップスの2006年ドイツワールドカップ記念ミニサッカーボール
「たたくと音が出るギミックが仕込まれていたはずだが、今ではうんともすんとも言わない」(朴)。
各社からゲットするノベルティには使い勝手がよいものがよくあり、長く愛用し続けることも結構あります。こうやって各社さん、“歩く広告枠”をうまくゲットするわけですね。
さてお後がよろしいようで……。また来年もDMS特集をよろしくお願いします!
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