モノづくり特化型クラウドファンディングサイト「zenmono」から、モノづくりのヒントが満載のトピックスを紹介する「zenmono通信」。今回はフジタ 代表取締役 梶川貴子氏が、金型工場発の新ビジネスのアイデアや取り組みについて話す。
本記事はモノづくり特化型クラウドファンディングサイト「zenmono」から転載しています。本記事の内容は、zenmono掲載時の内容に、MONOist公開時点での情報を考慮し加筆・修正したものです。
enmono 本日は2016年1月24日、富山県高岡市から吹雪の中、株式会社フジタさんへお邪魔して、梶川社長と一緒にお送りいたします。よろしくお願いします。
梶川 よろしくお願いします
enmono 今日はあいにくの猛吹雪ということで、大寒波が来る中でお時間いただきまして本当にありがとうございます。それでは最初にフジタさんがどういったお仕事をされているのかというのを簡単にご紹介いただければと思います。
梶川 フジタは富山県高岡市西部の福岡町にある福岡金属工業団地の一角にございます。1975年が設立で、2016年で42期目です。
enmono では設立されたのはお父様?
梶川 そうです。私の父親です。
enmono すごいですね。40年以上もやられていて……、もともと金型屋さんなんですか?
梶川 もともとはアルミサッシ関係のお手伝い、外注先で始まって、車のホイールメーカーさんとかが地元にあるので、鋳造の金型や切削を始めて、ほとんどは自動車業界で養ってもらっていました。
enmono 今、従業員は何人ですか?
梶川 パート含め15人です。
enmono 具体的なお仕事内容は?
梶川 アルミ鋳造の金型の設計・製造と、プレスの金型の設計・製造、後は部品加工だったり、その場で頼まれたことをやったりと……
enmono 結構サイズ的には大きなものを?
梶川 そうですね。機械に乗るものまでは受け入れるので、X軸で言ったら1500くらいは大丈夫ですね。
enmono なるほど。梶川さんとわれわれの出会いは2015年の2月に世界コマ大戦というところでお会いしたんですね。で、アヤシイ2人組が来て握手を求められて握手してしまったと。
梶川 それ以前からFacebookではつながっていて、お2人のことを存じ上げてはいたんですけど、直接お話したことがなくて。
enmono どんな印象でしたか?
梶川 「なんかやってるなー」という感じで……
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