日本流オープンイノベーションのカタチ製造マネジメント メルマガ 編集後記

日本の製造業ってこういうのあんまり得意じゃないですよね。

» 2016年07月19日 12時00分 公開
[朴尚洙MONOist]

 この記事は、2016年7月19日発行の「製造マネジメント メールマガジン」に掲載されたMONOist/EE Times Japan/EDN Japanの編集担当者による編集後記の転載です。


日本流オープンイノベーションのカタチ

 製造業の製品開発発表で最近良く聞くのが「オープンイノベーション」という言葉です。IoT(モノのインターネット)の活用に代表されるように、自社だけで新たな価値を生み出すことが困難な時代を迎えています。そういった自社だけの「クローズドイノベーション」の対義語となるのが、自社以外の技術を積極的に使うオープンイノベーションです。

 2003年にハーバード・ビジネス・スクールのヘンリー・チェスブロウ氏が提唱したもので、現在では、自社が持つ技術を外に出したり、複数の企業との間で技術をやりとりしたりという形で定義は変遷しています。

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