MISRA C 2012サポートなど、静的コード解析ツール「Coverity」に新バージョン

日本シノプシスが静的コード解析ツール「Coverity」の最新バージョン「Coverity 8.5」を発表した。「MISRA C 2012」を完全サポート、セキュリティ解析機能も強化した。

» 2016年07月12日 12時30分 公開
[渡邊宏MONOist]

 日本シノプシスは2016年7月12日、静的コード解析ツール「Coverity」の最新バージョン「Coverity 8.5」を発表した。

 新バージョンではコーディングガイドライン「MISRA C 2012」を完全サポートしており、自動車や医療機器といったミッションクリティカルなソフトウェア開発支援機能を強化した。

 言語対応としては新たにRubyとNode.jsの解析機能が搭載されており、セキュリティ面では既にサポート済みプログラミング言語のセキュリティ解析機能が強化され、加えてOWASP Top 10やCWE/SANS Top25などで指定されている脆弱性の検出が可能となっている。

 IDE(統合開発環境)も最新版となり、レポート環境も強化された。レポート環境についてはCoverityをはじめ、「Defensics」や「Protecode supply Chain」といった各種ツールの解析結果概要を一覧表示できるようになっている。

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