従来機比47%小型化した、オールインワン型ワークステーションを発表CADニュース

日本HPは、ディスプレイを一体化したオールインワン型ワークステーション「HP Z1 G3 Workstation」を発表した。23.6インチのアンチグレアUHD 4Kディスプレイを採用し、従来機に比べて47%小型化した。

» 2016年06月21日 06時00分 公開
[MONOist]

 日本HPは2016年5月31日、ディスプレイを一体化したオールインワン型ワークステーション「HP Z1 G3 Workstation」を発表した。同時に、メモリを強化したデスクトップワークステーション「HP Z Workstation」、1TBのPCIe SSDを搭載した「HP Z TurboドライブG2 1 TB PCIe SSD」を発表した。

 今回発表されたHP Z1 G3 Workstationは、23.6インチのアンチグレアUHD 4Kディスプレイを採用。グラフィック重視のプロジェクトに対応できるクリアな映像を可能にしたほか、従来機に比べて47%小型化した。プロセッサーにIntel Xeonを搭載し、高負荷なアプリケーションにも対応できる。

 また、HP Z Workstationでは、新たにIntel Xeon E5-2600 v4シリーズのプロセッサーを搭載した。最大2400MHzのメモリ速度を備えるため、1台のワークステーションあたり最大44基まで物理コアのサポートが可能。さらに、同時に発表されたHP Z TurboドライブG2 1 TB PCIe SSDを搭載すれば、従来のSSDの最大4倍となる読み込み速度を同等のコストで可能とし、生産性を向上できるという。

 価格は、HP Z1 G3 Workstationが19万円から、HP Z Workstation(HP Z840 Workstation/HP Z640 Workstation/HP Z440 Workstation)が13万8500円から、HP Z TurboドライブG2 1TB PCIe SSDが15万円(いずれも税別)となる。販売開始は、HP Z1 G3 Workstationが2016年6月23日、HP Z Workstationが同月上旬から、HP Z TurboドライブG2 1TB PCIe SSDが同月中旬からの予定だ。

photo HP Z1 G3 Workstation
photo HP Z TurboドライブG2 1TB PCIe SSD

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