熊本地震の避難所にPepper派遣、会話やゲームでストレス軽減狙う

ソフトバンクは熊本地震の被災地支援として、避難所となっている小学校にPepperを派遣する。ロボットとの会話やゲームを通じてのストレス軽減を狙う。

» 2016年05月30日 19時30分 公開
[渡邊宏MONOist]

 ソフトバンクは熊本地震の被災地支援として、避難所となっている小学校にPepperを派遣すると発表した。Pepperと会話やゲームを楽しんでもらうことで、避難所生活でのストレス軽減に取り組む。

 現在、派遣が予定されているのは西原村立河原小学校、益城町立広安西小学校、益城町立広安小学校、西原村立山西小学校の4箇所でそれぞれ1時間半ほどの稼働が予定されている。派遣されるPepperには100種類以上のアプリがインストールされており、幅広い世代の方を会話やクイズ、ゲーム、体操などで楽しませる。各避難所の要望に応じて、派遣期間を1カ月程度延長するとしている。

日時 場所
6月3日 午前9時〜10時30分 西原村立河原小学校 体育館
6月3日 午前3時30分〜5時 益城町立広安西小学校 視聴覚室前
6月4日 午前9時〜10時30分 益城町立広安小学校 体育館前テント
6月4日 午後2時〜3時30分 益城町立広安小学校 体育館前テント

 なお、同じく被災地支援として、福岡ソフトバンクホークスの元選手による野球教室も実施する。現在決定している会場は益城町立広安西小学校(6月3日)、益城町立広安小学校、益城町立益城中央小学校(いずれも6月4日)だが、他地域小学校での開催も予定されている。野球経験の有無を問わず参加できる内容となっており、山本和範氏ら福岡ソフトバンクホークス元選手らが講師として登場する。

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