日本精機は、「人とくるまのテクノロジー展2016」において、BMWの「7シリーズ」に採用されているヘッドアップディスプレイ(HUD)を展示した。量産車に搭載されているHUDとして画角は最大だという。
日本精機は、「人とくるまのテクノロジー展2016」(2016年5月25〜27日、パシフィコ横浜)において、BMWのフラッグシップセダン「7シリーズ」に採用されているヘッドアップディスプレイ(HUD)を展示した。量産車に搭載されているHUDとしては画角は最大だという。
このHUDは、高級車の7シリーズにふさわしく大型サイズのフルカラー表示となっている。画面サイズは、ドライバーのアイポイントから2.4m先で12.5インチ相当になるという。画角は横方向で7度、縦方向で3度である。
日本精機は2000年にGeneral Motors(GM)向けに採用されて以降、HUDで高い採用実績を誇る。2015年7月には累計販売台数が250万台を突破しており、世界トップシェアだという。
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