3D CADでワークステーションを使うとよい理由とはCAD読み物(3/3 ページ)

» 2016年04月25日 10時00分 公開
[CAD Japan.com/MONOist]
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4.エアフローの専用設計

 3D CADの高速動作は、各種の熱を発生するコンピュータを最高の性能を引き出すために、筐体設計において、高度なCFD(Computational Fluid Dynamics=数値流体力学)モデリングツールを使用し、エアフローを詳細にシミュレートすることで、筐体内の熱を効率よく外部に放出するエアフローを開発。オーバーヒートを防ぐための最適なレイアウトを実現しています。これが、WSの隠れた秘密です。

エアフロー

5.低騒音設計

 3D CADでWSを使うことで設計に集中できる一因に低音設計が際立ちます。PCでは狭い筐体で熱を逃すためにファンの騒音が目立ちます。WS専用の冷却ファンを開発し、回転数を高精度で制御することで、ファン自体の発熱や稼働音も抑制します。

HPのワークステーションの例

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