日本オラクルは、データビジュアライゼーション機能を備えたクラウドサービス「Oracle Data Visualization Cloud Service」の提供を開始した。クラウド形式で提供され、アップロードした分析データはクラウド上で一元管理できる。
日本オラクルは2015年12月21日、システム部門の支援がなくても利用できる、データビジュアライゼーション機能を備えたクラウドサービス「Oracle Data Visualization Cloud Service」を国内で提供開始すると発表した。
同サービスはクラウド形式で提供され、アップロードした分析データは、クラウド上で一元管理できる。データを半自動的に結合するため、さまざまなSaaSアプリケーションや外部ソースなど、多彩なソースから分析対象のデータを簡単に融合して利用できる。また、ストーリーテリング機能により、組織全体で共有可能な分析シナリオを作成。分析結果は、モバイルやタブレット端末でも閲覧が可能だ。
同サービスを利用することで、組織内のあらゆるユーザーが、数回のクリックだけで業務システム内のデータや個人のファイル、ビッグデータを取り混ぜて分析し、散乱したデータから、効率的に隠されたパターンを発見して共有することが可能になる。これにより、短時間でビジネス上の価値を発見できるという。
1ユーザー当たりの月額利用料金は1万8000円(税別)で、最小5ユーザーからの提供となる。同社では、顧客企業の同サービス導入を支援するため、30日間無料トライアルと初心者向け無料チュートリアル・コンテンツを提供する。
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