AMDは、米国ネバダ州ラスベガスで開催されている「Autodesk University 2015」において、CAD環境向けグラフィックスカード「AMD FirePro W4300」を発表した。
AMDは2015年12月2日、CAD環境向けグラフィックスカード「AMD FirePro W4300」を、米国ネバダ州ラスベガスで開催されている「Autodesk University 2015」で発表した。現在製造段階で、主要なワークステーションOEMからの販売は2016年を予定しているという。
同製品は、ロープロファイル設計の中にGPUと4GBのGDDR5(Graphics Double Data Rate 5)メモリが収められており、スモールフォームファクター(SFF)からタワー型ワークステーションまで、さまざまなシステムに導入することができる。
また、同製品はオートデスクの「AutoCAD」「Inventor」「Revit」、ダッソー・システムズの「SOLIDWORKS」「CATIA」、PTCの「Creo」、シーメンスPLMソフトウェアの「NX」など、業界で広く利用されているCADアプリケーション向けに最適化されている他、AMD Eyefinityマルチディプレイ・テクノロジーにより、最大6台のディスプレイを用いて4K〜5K解像度でワークフローを表示できるという。
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