富士重工業は、「ロサンゼルスオートショー2015」において、主力車種「インプレッサ」の次期セダンモデルをイメージしたコンセプトカー「IMPREZA SEDAN CONCEPT」を初公開した。「東京モーターショ2015」で公開したハッチバックの「IMPREZA 5-DOOR CONCEPT」と同じくデザインテーマは「ダイナミック&ソリッド」だ。
富士重工業は2015年11月18日(米国時間)、「ロサンゼルスオートショー2015」(一般公開日:2015年11月20〜29日)において、主力車種「インプレッサ」の次期セダンモデルをイメージしたコンセプトカー「IMPREZA SEDAN CONCEPT」を初公開した。「東京モーターショ2015」で公開したハッチバックの「IMPREZA 5-DOOR CONCEPT」と同じくデザインテーマは「ダイナミック&ソリッド」だ。
IMPREZA SEDAN CONCEPTの外形寸法は全長4555×全幅1880×全高1453mmで、ホイールベースは2670mm。IMPREZA 5-DOOR CONCEPTが全長4400×全幅1880×全高1440mm、ホイールベースが2670mmだったので、全長を除いてほぼ変わらないサイズ感になっている。同社は両コンセプトとも「スバルがお客さまに提供する価値である『安心と愉しさ』のデザイン表現をCセグメントという限られたボディサイズの中で追求した」としている。
現行のインプレッサが、セダンの「インプレッサG4」で全長4585×全幅1740×全高1465mm、ハッチバックの「インプレッサSPORT」で全長4420×全幅1740×全高1465mmであることを考えると、全幅が140mm広がっていることを除いてそれほど大きなサイズ変更にはなっていない。
デザインテーマのダイナミック&ソリッドが目指すところは両コンセプトとも共通だ。フロントは、ヘキサゴングリルからシャープなホークアイヘッドランプまでを一体感を持って立体的に構築。サイドは、フロントフェンダーからドアパネル/リヤショルダーまでをつなぐキャラクターラインと、リヤに向けて跳ね上がるドアパネル下部のキャラクターラインにより、ソリッドなボディ表面に躍動感を持たせている。そしてリヤでは、絞り込んだキャビンからトランクリッドに至るまでの流麗なシルエットでスポーティーな印象を付加している。
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