米Qualcommが同社開発ボード「DragonBoard 410c」のWindows 10 IoT Core対応を発表した。
米Qualcommは2015年10月28日(現地)、同社開発ボード「DragonBoard 410c」がWindows 10 IoT Coreに対応したと発表した。米Microsoftは同年3月にWindows 10の開発ボードとしてDragonBoard 410Cを紹介しており、その紹介が現実のものとなった格好だ。
既にMicrosoftのWindows Dev Centerには、DragonBoard 410C向けのInsider Previewが用意されている他、QualcommからはWindows 10 IoT Core向けの開発をするためのソフトウェアとツールの提供も開始されている。
DragonBoard 410CはCPUにクアッドコアのCortex-A53を採用、GPUにQualcomm Adreno 306を採用することでOpen GL ES 3.0やOpen CL、Direct Xなどもサポートされている。インタフェースには、HDMIやmicroUBS、USB2.0、通信機能にはIEEE802.11b/g/nやBluetoothなどを備えている。
「Windows 10 IoT Core」正式版リリース
Windows 10 IoT&ラズパイ2の「落とし穴」をよけるために
こいつ、動くぞ!――Raspberry Pi 2でWindows10 IoT Coreを動かしてみる
組み込み業界からも注目のWindows 10、桃色もあるマイクロソフト
「IoT版 Windows 10」今夏に無償提供Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
組み込み開発の記事ランキング
コーナーリンク
よく読まれている編集記者コラム