CEATEC JAPAN 2015内のロームブースにて、光センサーの検出技術を応用した「ときめきセンサ」が展示された。2次元と3次元、どちらの女性によりときめいたかを、血管収縮の様子から判断する体験型展示だ。
CEATEC JAPAN 2015(CEATEC 2015)のロームブースでは、光センサーの検出技術を応用した「ときめきセンサ」が出展されていた。血管収縮の様子を光センサーで検知し、それらを“恋に落ちるときめき”として数値化するシステムとした体験型展示だ。
参加方法は、ラブレター型の装置を握りつつ、2人の女性から告白されるのを待つだけ。1人は前方スクリーンに映し出されるアニメのキャラクターで、1人はカーテンから出てくる生身の女性だ。
同システムはもともと、2015年4月1日のエイプリールフールの際に「ウソ」として同社Facebookページに投稿した企画。冗談ながらもコンセプトが話題を呼んだことから、CEATEC開催に合わせ、TECHMACと共同開発で出展が実現した。「光センサーの検出技術は目新しいものではないが、『モノづくりで夢を与える』という出展目的に沿って展示を企画した」(ローム コーポレート・コミュニケーション本部 メディア企画部 広告宣伝課 イベントグループ 小西茉友氏)。
「“ときめき”を数値化することは難しいが、ときめきを生む仕掛けを作り、楽しみながら技術を体験できる展示を目指した」(TECHMAC CEO 北口真氏)。
同展示はCEATEC JAPAN 2015内(会期:2015年10月7日〜10日)ロームブースにて体験できる。会期中は、女性向けに男性キャラが告白する仕掛けを用意しているという。
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