RT.ワークスの高齢者向けアシストカート(支援ロボット)「ロボットアシストウォーカー RT.1」がISO 13482認証を取得、販売が開始された。
RT.ワークスは2015年7月14日、高齢者向けのアシストカート(支援ロボット)「ロボットアシストウォーカー RT.1」が日本品質保証機構によるISO 13482認証を受けたと発表した。本製品は同日より販売開始される。移動支援機器(屋外型)におけるISO 13482認証は本製品が初となる。
ロボットアシストウォーカー RT.1は“IT版 転ばぬ先の杖”をうたう、傾斜を感知する自動ブレーキやGPSによる位置測位機能を備えた、シニア向けの歩行アシストカート。通信機能も搭載しており、富士通グループからは同社IoTプラットフォームと本製品を連動させ、家族などへの位置情報通知や車体状態管理などの把握分析を行うシステムを提供している。
ISO 13482は2014年2月に国際規格として発行された生活支援ロボットの安全性に関する国際規格。「人間装着型」「移動作業型」「搭乗型」の安全性を第三者機関がテストし、認証を与えるもので、これまでにサイバーダインの装着型ロボット「HAL」やパナソニックの離床支援介護器「リショーネ」などが認証を取得している。
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