3Dプリンタメーカー Stratasysの国内代理店2社が3Dプリンタ関連新製品を販売開始する。
3Dプリンタメーカー Stratasysの国内代理店であるアルテックと丸紅情報システムズ(MSYS)は2015年4月15日、3Dプリンタ新機種と関連製品を販売開始した。ソフトウェア・ハードウェアのアップグレードプログラム「Fortus Plus」もあわせて提供する。
Polyjet方式※3Dプリンタ新製品「Objet 1000 Plus」はObjet全機種の中で最大のワークサイズ(1000×800×500mm)であるのが特徴だ。スナップフィット部品にも採用できるPPライク樹脂「Endur」を使ったデジタルマテリアル(複合樹脂)にも対応する。同機種はObjet1000と比較して造形時間を27%短縮し、稼働可能時間も増加させた(関連記事:プリンタというより加工設備か。大型の「Objet1000」)。
FDM方式3Dプリンタ「Fortus」向けの拡張キャニスター「Xtend500」は従来キャニスターの約5倍の量の材料が内蔵できる。材料交換頻度は従来キャニスター比で5分の1に減らせるという。現在の対応機種はFDM方式3Dプリンタ「Fortus 450mc」。同方式「Fortus 400mc」「Fortus 900mc」もFortus Plusを適用すれば同製品が利用可能だ。
Xtend500で対応する樹脂は以下。各内容量は8200cc。
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