――2014年の振り返りと2015年の活動について教えてほしい。
仙頭氏 2013年12月からフリーランスの道を歩んでいるので、2014年は“フリーランス1年生”の期間だったといえる。この1年は生活に困らない程度の安定収入を確保しながら、Make1010などの取り組みを通じて営業活動を行ってきた。幸い、少しずつ案件も増えていったが、収入的には厳しかったのでIT系企業の業務を手伝って生活の足しにしていた。
仙頭氏 一方、ビジネスコンテストやハッカソンイベントへ積極的に参加することで、さまざまな分野の人とつながりを作ることができた。そんなこともあり、今ではウィンクルの光でつながるスマホアクセサリー「AYATORI」の設計のお手伝いなんかもやっている。また、Make1010の取り組みやその後に行った日本各地のFabLab(ファブラボ)巡りのおかげで、いくつか実際に仕事につながったケースもあった。
2015年は、挑戦の気持ちを奮い立たせるため、IT系企業の業務の手伝いはストップ。3Dモデリング/ハードウェア設計だけで安定収入が得られるように頑張りたい。その準備として商品化を視野に入れた設計・試作なども進めている。
いずれは、社会のためになる、人に必要とされるような製品を手掛けてみたいと考えている。そのためにもフリーランスとしての実績を着実に作っていきたい。
――鎌倉という土地の魅力、フリーランスとの相性は?
仙頭氏 都会で働くのと違いノンビリとした雰囲気。観光地なのでいつも人でにぎわっているが、周辺環境も良く、道を歩けば必ず知り合いに会えるというくらい親しみやすい街。バリバリ仕事をするというのには適さないかもしれないが、自分のリズムで仕事に向き合うという面では最適な環境だと思っている。
また、鎌倉には日本初のファブラボ、「FabLab Kamakura(ファブラボ鎌倉)」がある他、ITで鎌倉を盛り上げようというプロジェクト「カマコンバレー」なんかも活動している。都会にはないノンビリとした雰囲気ではあるが、アンテナの高い人が自然と集まり、何か新しいモノが生まれるかもしれないというワクワクや刺激を感じられる場所でもある。
現在私自身も、ファブラボ鎌倉の手伝いをさせてもらっている。直近では、映画『MAKER』の上映イベントを企画したり、オープンラボ「夜ファブ」を企画・担当したりしている。
仙頭氏 夜ファブの担当なので宣伝すると、2015年1月28日から、毎週水曜日の17〜21時までの時間帯で、ファブラボ鎌倉を開放するオープンラボを実施することになった。ファブラボ鎌倉では月曜日の朝に、蔵の掃除を手伝ってくれた人にラボを開放する「朝ファブ」を行っているが、朝の時間帯だとお勤めの方などが参加できないので、夜ファブを新たに行うこととなった(夜ラボの入場料は500円で、材料費や加工費は別途掛かる)。新しい出会いに期待したい。
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