新生マクラーレン・ホンダの「MP4-30」、ボディカラーは黒シルバー+赤メッシュモータースポーツ

ホンダは、2015年シーズンのF1に参戦するマクラーレン・ホンダの新型マシン「MP4-30」を披露した。

» 2015年01月30日 13時00分 公開
[MONOist]

 ホンダは2015年1月30日、同年3月13日にオーストラリアで開幕する「2015 FIA フォーミュラ・ワン世界選手権(F1)」への参戦に向けて開発したMcLaren‐Honda(マクラーレン・ホンダ)の新型マシン「MP4-30」を発表した。

 MP4-30は、ホンダのハイブリッド技術を駆使して開発したパワーユニット「Honda RA615H」を搭載するとともに、「空力特性を生かした美しいデザインになっている」(ホンダ)という。

 正ドライバーはフェルナンド・アロンソ氏とジェンソン・バトン氏で、テストドライバーはケビン・マグヌッセン氏が務める。MP4-30がサーキットを走行する姿は、2月1日からスペインのへレス・サーキットで行われるテスト走行で披露されることになる。

「MP4-30」の外観(クリックで拡大) 出典:ホンダ
「MP4-30」の外観(クリックで拡大) 出典:ホンダ

 McLaren Technology Group のCEOであるロン・デニス氏は「これから長い旅の始まりとなるが、私たちの密な連携と固いきずなによりとてもポジティブな気持ちだ。レースでの勝利、そしてワールドチャンピオン獲得に向け、マクラーレン・ホンダとして総力を挙げて挑む」と語る。

 また、本田技術研究所の専務執行役員でF1プロジェクト総責任者を務める新井康久氏は「このマシンは、マクラーレンとホンダが一体となって、一切の妥協を許さずに開発した。さくら(栃木県さくら市)と英国のミルトンキーンズにいるホンダのエンジニアたちは、ヘレスのテストに向け、自信を持って開発したパワーユニットのパフォーマンスを発揮するため、仕上げに集中している」と述べている。

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