C.24は、ケースモードと呼ぶ状態ではキーボードの鍵盤部分が折りたたまれた状態になっている。このモードであれば、iPadのケースとして利用可能であり、無線接続の対象となるiPadと組み合わせて簡単に持ち運べる(iPadの第2〜4世代でケースとして利用可能。「iPad Air」ではケースとしては利用できない)。
ケースモードの状態からボタンを押すと、機械的構造により「ガシャッ」と鍵盤が飛び出してキーボードの状態のパフォーマンスモードに変形する。このモードでは、ピアノの譜面台のようにiPadをキーボード上にセットすることができる。
C.24のキーボードは2オクターブ/24鍵をカバーする。「持ち運び可能な音楽キーボードであっても本格的なものとして使えることを目指した」(吉川氏)という通り、変形後のパフォーマンスモードでは白鍵と黒鍵の段差がしっかり取られている。側面のLEDセンサーを使えば音域を変更できるので、複数のC.24を並べてより広い音域をカバーする音楽キーボードを構築することも可能だ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.