アトラックラボは、工場や工事現場などの巡回監視をするレール走行型AI監視ロボット「レールドローン」を開発した。市販のアルミフレームをレールとして利用できるため、低コストで長時間の巡回監視ができる。
アトラックラボは2026年7月22日、工場や工事現場などの巡回監視を目的としたレール走行型AI(人工知能)監視ロボット「レールドローン」を開発したと発表した。専用レールを必要としないため、柔軟に設置できる。
レールドローンは、ミスミ製の30mm角アルミフレームをレールとして利用できるため、設備に合わせて低コストで設置できる。専用ソフトウェアも不要で、LTEやWi-Fiで接続してPCやタブレット端末のWebブラウザから操作し、遠隔監視できる。
ジンバル搭載カメラで移動しながら周囲の映像と音声をリアルタイムに取得し、現場の状況を確認できる。また、AI画像認識で不審者や動物の侵入を自動で検知するため、異常発生時の対応を迅速化し、監視業務の省人化にもつながる。さらに、本体に搭載したスピーカーを通じて、コントロールルームから現場へ警告や作業指示を音声で伝える双方向の音声通信にも対応する。
レール上を走行するレールドローンは、飛行エネルギーを必要としないため、ドローンと比べて消費電力を大幅に削減できる。長時間の連続運用や定点巡回に適しており、巡回監視のランニングコストを低減する。
同社は今後、レールドローンをプラントや工場、インフラ施設などへ展開し、AIによる異常検知機能を高度化する。また、自動巡回スケジュールやクラウド連携、設備異常の予兆検知などの機能を追加し、フィジカルAIを活用した次世代の巡回監視プラットフォームに発展させる。
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