エンプラス、バイオ分野強化のためDNAチップ研究所と資本業務提携医療機器ニュース

DNAチップ研究所との業務提携により、DNAチップ研究所が有する遺伝子関連の受託検査技術と、エンプラスのエンジニアリングプラスチック精密加工技術を融合し、新製品開発能力を強化する。

» 2014年12月11日 07時00分 公開
[MONOist]

 エンプラスは2014年11月20日、DNAチップ研究所と資本業務提携契約を締結したと発表した。DNAチップ研究所が第三者割当で新たに発行する株式と、同時に発行する新株予約権を全て引き受け、権利行使後の持株比率は33.40%となる。

 エンプラスは、新たな市場としてバイオ分野に注目し、これまで市場調査と基礎技術研究を行ってきた。すでに、チップ上に微小な流路を形成して生化学分析をするマイクロ流体デバイスの「μ-TAS」や、微生物の死骸に存在するエンドトキシンが付着していない「エンドキシンフリー製品」を展開している。

 今回の提携により、DNAチップ研究所が有する遺伝子関連の受託検査技術と、エンプラスのエンジニアリングプラスチック精密加工技術を融合し、新製品開発能力を強化する。これによりエンプラスでは、分析機器メーカー・製薬会社へより高度な技術提案を行い、またDNAチップ研究所では、低コストで高性能な次世代チップや高精度な遺伝子解析技術・診断ツールの開発を行い、国内外の生体分析や医療分野の発展に貢献していくという。

 さらに、病院、大学・政府などの公的研究機関、製薬会社、食品会社、化粧品会社、検査・診断会社をクライアントとするDNAチップ研究所と、国内外の分析機器メーカーを顧客とするエンプラスの相互のネットワークを補完し、ライフサイエンスの新分野領域への進出や新規顧客の獲得を目指すとしている。

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