複数のサーボドライブへ同時接続が可能で、システム全体の状態表示や操作を一括して行える。各機能のユーザーインタフェースを一新し、複数のサーボドライブのパラメータを並べて表示し、見比べながら編集できる。
安川電機は2014年11月5日、ACサーボドライブエンジニアリングツール「SigmaWin+」をリニューアルした「SigmaWin+Ver.7」を発表した。複数サーボドライブの一括管理など、システムソリューションを強化したもので、同年10月31日より提供を開始した。
SigmaWin+Ver.7は、複数のサーボドライブへ同時接続が可能で、システム全体の状態表示や操作を一括して行える。システム内の複数のサーボドライブのデータを1つのプロジェクトファイルに保存可能なため、効率的なデータ管理ができるという。
さらに、各機能のユーザーインタフェースを一新し、熟練のユーザーだけでなく初心者でも迷わず操作できる。パラメータ編集では、複数のサーボドライブのパラメータを並べて表示し、見比べながら編集可能。パラメータデータは過去10件分をプロジェクトファイルに保存でき、パラメータのキーワード検索やセルメニューにも対応した。
制御方式などによる表示フィルタや、複数のサーボドライブの状態モニタを合成表示することも可能で、システム全体の状態把握が容易にできる。
サポートOSはMicrosoft Windows7で、サポートサーボドライブはΣ-7シリーズとΣ-?(予定)。ユーザー登録後、e-メカサイトから無償でダウンロードできる。
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