安川電機、複数サーボドライブの一括管理が可能な「SigmaWin+Ver.7」を発表FAニュース

複数のサーボドライブへ同時接続が可能で、システム全体の状態表示や操作を一括して行える。各機能のユーザーインタフェースを一新し、複数のサーボドライブのパラメータを並べて表示し、見比べながら編集できる。

» 2014年11月21日 07時00分 公開
[MONOist]

 安川電機は2014年11月5日、ACサーボドライブエンジニアリングツール「SigmaWin+」をリニューアルした「SigmaWin+Ver.7」を発表した。複数サーボドライブの一括管理など、システムソリューションを強化したもので、同年10月31日より提供を開始した。

 SigmaWin+Ver.7は、複数のサーボドライブへ同時接続が可能で、システム全体の状態表示や操作を一括して行える。システム内の複数のサーボドライブのデータを1つのプロジェクトファイルに保存可能なため、効率的なデータ管理ができるという。

 さらに、各機能のユーザーインタフェースを一新し、熟練のユーザーだけでなく初心者でも迷わず操作できる。パラメータ編集では、複数のサーボドライブのパラメータを並べて表示し、見比べながら編集可能。パラメータデータは過去10件分をプロジェクトファイルに保存でき、パラメータのキーワード検索やセルメニューにも対応した。

 制御方式などによる表示フィルタや、複数のサーボドライブの状態モニタを合成表示することも可能で、システム全体の状態把握が容易にできる。

 サポートOSはMicrosoft Windows7で、サポートサーボドライブはΣ-7シリーズとΣ-?(予定)。ユーザー登録後、e-メカサイトから無償でダウンロードできる。

photo

FAメルマガ 登録募集中!

famerumaga

MONOist FAフォーラムのメールマガジンの配信を2014年7月よりスタートしました。FAニュースをはじめ、産業用ロボット、インダストリー4.0、PLCや産業用ネットワーク、制御システムセキュリティなど注目の話題をまとめてお届けしています。

ぜひ、メルマガ配信のご登録をお願い致します。


関連キーワード

安川電機 | FA | FAニュース | インタフェース


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.